2009年11月29日日曜日

【チョ忍信者】エセ書道家?「速度術」参上

チョソンニンジャーズ(チョ忍信者の総称)を新たに一人発見。

その名も「速度術」(ID:sokudojutsu)!
自称ドイツ在住のスピード狂で、本人は"Art of Speed"の意味で「速度術」という名前をつけた、らしい。

この「速度術」がチョ忍に「忍耐術」と書いた掛け軸を贈ったようなのだ。
しかもこれがなかなかの達筆。



速度術「忍耐術の掛け軸を描きました。朴先生に送ります」

「忍耐術」といえば、チョ忍動画のバックにいつも飾ってあるアレである。
チョ忍の手書きの、恐ろしく下手なアレである。
術の行構えの中が「ホ」でなく「木」になってしまっているアレである。

反チョ陣営にとって、チョ忍をバカにできる格好のネタだったアレが差し替えられてしまうのだろうか?
ギギギ、悔しいのう。

しかしこれほど達筆になるまで書道を修めた人物が、チョ忍のごときニセモノにあっさり騙されるのはどうなのよ。

と思って、この「速度術」の過去動画をチョット見てみた。すると…、



速度術「Tシャツに速度術と書きました」

自分のユーザー名である「速度術」という字も書いていたようだ。こちらもなかなかの達筆。

とおもって、動画を良く見てみると、写っている道具は何故か「筆」と「墨」ではなく、「ブラシ」と「アクリル絵の具」という謎のチョイス。



 絵筆とアクリル絵の具

Tシャツへの書ということを差っ引いても、水溶性のアクリル絵の具というチョイスはおかしすぎる。

そういえばこの速度術、完成品を映した動画はアップしているものの、実際に書いているシーンは一切アップしていない。

そこで、「忍耐術」と「速度術」に共通の「術」の字を見比べてみると。



左:忍耐術 右:速度術

とっても良く似ている。同一人物が書いたものということを考慮しても、とっても良く似ている。
まるで、同じ字をレタリングしたかのように感じられる。

この件に関し、無冥流手裏剣術研究家にして、書にも造詣が深い鈴木崩残先生にご意見を伺ったところ、
  • レタリングだと思う。 既製の何かのフォントを拡大して、アウトラインをトレースするなり、薄く転写して、ベタに塗りつぶしたと推測する。
  • 書にはその人の癖や個性というのがあって、止めや撥ねなど随所に出るが、あの字は個性を感じない一環性でデザインされているように見える。
という旨の見解をいただいた。

そこで、先ほどの画像について、カメラの傾きを補正してみると。



傾き補正後

左のほうが若干太いが、なるほど、止めやや払いなどの角度に至るまで完全に一致しているように見えるし、太さの違いはボールド体(太字)、あるいは滲みの範囲内に感じる。

やはり、既製品の行書体フォントの文字を拡大印刷して、レタリングしたのではないのだろうか?



本件、画像処理で文字の重ねあわせが出来る方や、フォントデザインに詳しい方がいらっしゃればご助言いただきたい。

1 件のコメント:

  1. どうやらこのユーザー自体も、台風さんの追及で書道ではないことを認めたようですね。


    > SokudoJutsu
    > Why are you disappointed of me by the way?
    > I was not aiming to make a 100% authentic,
    > perfect, and traditional scroll.

    http://www.youtube.com/comment_servlet?all_comments&v=JePfI7v-uIw&fromurl=/watch%3Fv%3DJePfI7v-uIw

    ありがとうございました。

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