2011年7月20日水曜日

一次史料にみる日本刀の評価(3) 『明史』

『明史』 320巻 朝鮮伝

「自倭亂朝鮮七載,喪師數十萬,糜餉數百萬,中朝與屬國迄無勝算,至關白死而禍始息。」

七年にわたる朝鮮の倭乱によって、兵数十万と糜餉(戦費)数百万を失い、中国と属国(朝鮮)に勝算はなかったが、関白(秀吉)の死により戦禍は終息に向かった。

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同様の記述は日本伝にも見られる。

『明史』 322巻 日本伝

「前後七載,喪師數十萬,糜餉數百萬,中朝與朝鮮迄無勝算,至關白死兵禍始休。」

七年にわたって、兵数十万と糜餉(戦費)数百万を失い、中国と朝鮮に勝算はなかったが、関白(秀吉)の死により戦禍は休息に向かった。

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2 件のコメント:

  1. よろしければ、グーグルブックでこの史料の検索の仕方を教えていただけませんか?

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  2. books.google.comにて「明史」で検索。
    「明史: 第〇〇巻」がトップに表示されるので、「他の版」をクリック。
    順番はバラバラですが、明史が全巻出てきます。

    巻数に注意。一冊に複数の巻がまとまっています。
    (例えば「第78巻」には実際には巻322~325が収録)
    また、右開きの本のためかページが逆順になっています。

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